自己分析・PR
アドバイス一覧
- 自分のよさをアピールするには?
- やりがいのある仕事って、どうやって見つけるの?
- 自己PRは、等身大の自分で!
- 志望動機がうまく書けないんだけど…
- 「自己分析」って、具体的にはどうするの?
1)自分のよさをアピールするには?
面接を受ける時や、履歴書を書く時など、就職活動において自分の長所をアピールする機会は少なくありません。
ではあなたは、自分の長所を人にきちんと伝えることができますか?
「私の長所は性格が明るいことです」「私は協調性があります」「積極的な性格です」…などなど、キーワードはいろいろ浮かんできますが、この「明るい」「協調性」「積極的」という言葉、「具体的にはどういうこと?」と聞かれると…どうでしょうか。
残念な事に、そんな抽象的な言葉を並べても「なるほど、そうですか」と納得してくれる人はなかなかいません。
相手に自分のよさをアピールするには、それらの言葉を裏付ける『証拠』で相手を説得する必要があります。
そのためには自分がどんな性格なのかをきちんと分析してみることが大切です。
とはいえ、自分自身のことを自分一人で分析するのはなかなか難しいもの。キャリアコンサルタントなどに相談して、あなたの長所を説得力ある言葉で表現できるようになりましょう。
2)やりがいのある仕事って、どうやって見つけるの?
あなたは何を基準に仕事を選びますか?賃金や休日? それとも会社の知名度? 自分が経験・勉強してきたことが活かせるか、また仕事を通じてさらに成長できそうかという内面的な満足感を基準にする人もいるかもしれません。価値基準は人それぞれですが、その前に「どんな仕事に“やりがい”を感じるか」ということを自分なりに再発見することが大切です。
自分の“やりがい”を見つける方法の一つに「自己分析」があります。ジョブカフェではキャリアコンサルタントのガイドのもと、
(1)「適性診断」を受ける
(2)今までの経験を振り返る
(3)その結果に基づきキャリアコンサルタントと面談する、
というステップで、自分が何に“やりがい”を感じるのかを再認識することができます。仕事選びで迷っている方は、ぜひジョブカフェで面談を受けてみましょう。
3)自己PRは、等身大の自分で!
就職活動を行っていると、エントリーシートや履歴書を書く時や面接を受ける時など、自己PRを必要とするシーンが必ず出てきます。
でも、いざ「自己分析をして、自己PRをできるところを見つけよう」となると、「自分は人に自慢できるところや、誇れるところが何もないから……」と、落ち込んでしまう人は多いのではないでしょうか。
しかし、人より優れている自分の才能などを話すことだけが自己PRというわけではありません!たとえ日常生活の些細なことであっても、そこから自分は何を感じたのか、何を得たのかを伝えることが大事なのです。自分を偽ったり、背伸びしたりするような自己PRは必要ありません。等身大の自分、ありのままの自分について言葉や文章できちんと伝えられるようにしましょう。企業の人も「普段のあなた」を知った上で判断したいのですから。
4)志望動機がうまく書けないんだけど…
企業研究のポイント
- 自分のやりたい仕事のイメージを持つ
- 自分の価値観にあった企業を探す
- 企業の求めている人物像を探る
企業のこんなところを調べよう
- 仕事内容
- 経営方針・社是
- 会社の雰囲気
- 将来性
- 待遇 …など
5)「自己分析」って、具体的にはどうするの?
まず、今までの自分を振り返ってみましょう。
「就職活動は自己分析から」と言われます。自己分析をしっかり行えば、面接時に自分を上手にアピールする材料が見つかるだけではなく、自分がどのように働きたいかが明確に。自分にぴったりの応募先を見つけることに役立ちます。
本当の自分と向き合うには、それなりの時間と集中力が必要です。「難しい!」という人は個別相談やセミナーを活用してくださいね。
【自己分析の手順】ステップ1~3を繰り返します。
STEP1 これまでの出来事を年代別(中学、高校、就職してからなど)に書き出してみる
- できるだけ詳しく、小さなことでも書く。
- 場面ごとに「どう思ったか」「どう行動したか」も書く。
- 例えば、勉強、部活動、友人、家族、趣味、旅行、サークル、アルバイト、仕事など。
STEP2 その中から、自分の長所・短所・セールスポイントを発見する
- なるべく客観的に。いろんな視点で掘りさげて分析する。
- 例えば、
〔部活動〕→個人と団体競技のどちらが好きか。また、一番困難だったのはどんな時か
〔勉強〕→どんな科目がなぜ好きか、嫌いか。また、達成感を感じたのはどんな時か など。
STEP3 家族や友人など周囲の人に、自分の長所や短所を聞いてみる
- アルバイト先やサークルの先輩など、幅広い年代の方に聞いてみる。
- 自分ではわからない長所や短所が見つけられるように!