カラダにいい発酵(はっこう)食品というと、納豆やヨーグルトを思い浮かべると思いますが、日本の伝統食、味噌、糠、麹(こうじ)も日本人が昔から食べていた発酵食品なんです。
なかでも珍しいふぐの卵巣の糠漬けは、石川県の美川地区だけにその製法が伝わる、世界一珍しい奇跡の商品。今注目されている、究極のスローフードです。だから夢が広がります。
しかし、製造している我々はだいぶ高齢化していまいました。期待しているのは既成(きせい)概念(がいねん)にとらわれない、若い人たちの新しいアイデア。現代の生活スタイルにうまくマッチする糠漬けの可能性をもっと追究していきたいですね。