A.8 解答 C.ボトリング

飲料水や化粧品など、液体をボトルに充填(じゅうてん)するボトリングシステムを造っている渋谷工業は日本のトップメーカー。
全国シェア50~60%を占め、国内外の大手飲料メーカーなどで採用されています。特にPETボトルに対する無菌充填システムでは圧倒的なシェアを獲得しています。

石川ブランドのエンジニア達

なんと最高毎分1,200本のスピードで炭酸飲料の充填を行う。

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※シェアについてのデータは、企業からの申告によるものです。

ボトリングシステム:渋谷工業株式会社 プラント生産統轄本部 技術部 設計Ⅰ課 米村(よねむら) 雄一(ゆういち)さん 出身校:金沢市立兼六中学校・金沢二水高等学校

ペットボトル飲料などの液体を自動的に容器に充填(じゅうてん)する機械を設計しています。
液体はいろんな種類があって、コーラのような炭酸水から、果実入りのジュース、ゴマや野菜のはいったドレッシングなど、用途(ようと)に応じた機械設計が求められます。
私が設計したのは主に炭酸飲料水の充填システム。注ぐスピードが早すぎると泡をふいてしまうし、遅いと充填バルブの数が増えて、コストがかかってしまいます。
何十回も試行(しこう)錯誤(さくご)をくりかえし、最適な弁の開き具合や液体の流れを決めます。
そうして完成したシステムは、1分間に750本の炭酸水の充填を可能にしました。

うれしい時ってどんなとき?  自分が設計した機械でつくられた新商品が店頭に並ぶのを見る時

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