ペットボトル飲料などの液体を自動的に容器に充填(じゅうてん)する機械を設計しています。
液体はいろんな種類があって、コーラのような炭酸水から、果実入りのジュース、ゴマや野菜のはいったドレッシングなど、用途(ようと)に応じた機械設計が求められます。
私が設計したのは主に炭酸飲料水の充填システム。注ぐスピードが早すぎると泡をふいてしまうし、遅いと充填バルブの数が増えて、コストがかかってしまいます。
何十回も試行(しこう)錯誤(さくご)をくりかえし、最適な弁の開き具合や液体の流れを決めます。
そうして完成したシステムは、1分間に750本の炭酸水の充填を可能にしました。