小さい頃、気象に興味をもったことがきっかけで、気体や液体の流れを研究する「流体力学」を大学で専攻(せんこう)しました。
それを活かせる風力発電の仕事がしたいと探していたら、石川県にあるって人から聞いたんです。
僕が取組んでいる開発テーマは弱い風でも効率的に発電し、台風にも耐え、静かでデザイン性、安全性に優れた風力発電機を造ること。
風切り音を軽減し、よく回転する羽根の最適な大きさや形状を考えたり、小さくても高い出力を発揮する発電装置とどう組み合わせるか、デザインや設置も含めトータルな技術が求められます。電気、機械、土木、環境などの知識も必要ですね。