書類作成・面接
アドバイス一覧
- 履歴書・エントリーシートも"第一印象"が大切!
- 「受かる履歴書・エントリーシート」はどう書けばいいの?
- 面接で気をつけなければならない事を教えて!
- なかなか内定がもらえません…。どうしてでしょうか?
- 履歴書に同封する「添え状」って何ですか?
- 面接で質問に詰まったら、どうすればいい?
- 「志望動機」って、どう書けばいいの?
- 面接攻略のポイントをひとつ教えてください
- 応募先企業に好印象を与える服装って?
- 電子メールにもマナーってあるの?
- タイプ別面接攻略ポイント
1)履歴書・エントリーシートも"第一印象"が大切!
あなたはどんな履歴書・エントリーシートを書いていますか?書類選考において、採用担当者は履歴書・エントリーシートを読むだけで"あなた"という人を判断します。会う前に第一印象を与えているといっても過言ではありませんね。大切な履歴書・エントリーシート作りの「基本的な6つのポイント」を覚えておきましょう。
履歴書・エントリーシート作りの6つのポイント
- 字は記入欄にあわせて、楷書でしっかり書く
- 書き出しや字揃え、文字の大きさや全体のバランスに気を配る
- 一字一字ていねいに、心を込めて書く
- 鉛筆で薄く下線を引き、それに沿って書くなどの工夫をする
- 下書きをしてから、一気に清書する
- すべての欄をきちんと埋める
2)「受かる履歴書・エントリーシート」はどう書けばいいの?
履歴書・エントリーシートは「自分」を売り込むためのパンフレット、そしてプレゼンテーションツールです。採用担当者の立場を意識し、説得力のある書類を作成することが突破の必勝法です。ポイントは「読みやすさ」、「見やすさ」、そして履歴書の顔である「志望動機」の欄。
「読みやすさ」、「見やすさ」、は前項の「履歴書・エントリーシートも"第一印象"が大切!」を参照ください。
「志望動機」は応募先企業の採用担当者が最も興味を持って目を通す、とても重要な部分です。
「志望動機」は自分を最大限にアピールする重要なもの。流れに沿って簡潔にまとめていきましょう。企業が求めている人材なのか、どんなことが期待できるかなど、採用における有力な判断要素になるからです。そのため、志望動機の文章は、仕事に対するあなたの意欲や熱意が充分伝わるものでなければなりません。限られた文字数で、応募先企業が知りたいことと、あなたが伝えたいことを的確にまとめることがポイントです。参考として、文章の流れをひとつ紹介します。
志望動機を書くときの文章の流れ
- 自分の具体的な経験
- そこから得たこと、学んだこと
- それを応募先企業での仕事にどう活かせるか?
- なぜ応募先企業なのか?
今までうまくまとめられず悩んでいた人は、一度この流れに沿って文章を作ってみてください。相手が読みやすいことも大切です。何度も見直して、完成度を高めていきましょう。
応募書類作成には予想以上に時間がかかるもの。応募前に慌てないよう、学歴・職歴・資格などの欄を埋めた履歴書をあらかじめ数枚準備しておき、応募先が決まったら、その企業に合わせて志望動機・通勤時間などを書くとよいでしょう。3)面接で気をつけなければならない事を教えて!
面接は避けて通ることのできない就職活動の"関所"。それだけにポイントを押さえておくことがどこまでも重要です。面接時の注意事項を覚えておきましょう。
面接時の注意事項「これだけはやめよう!」×
×「・・・(沈黙)」
業界や企業、時事問題などのことでわからない質問がきたら、「申し訳ありません。勉強不足でわかりません。」と正直に言う方がよいでしょう。
×「履歴書に書いてあるとおりです」
面接官は、あなたの口からどういう言葉で表現されるかを聞きたいのです。「先程申し上げたように…」「そこに書いてあるように…」という発言も、連発すると面接官を不快にさせることがあるので要注意。
×「○○を勉強したいと思い応募させていただきました」
勉強や向上心は大切ですが、会社は「仕事」をするところ。「学ぶこと」を目的のように伝えるのは誤りです。
×面接官の質問が終わる前に答えだす
気持ちが焦って質問が終わる前に話し始めてしまう人がいます。面接官が話し終えるのを待ち、「はい」と一言入れてから答え始めるようにしましょう。
面接は双方向の会話です。質問の意図を理解し誠実に答えようとする姿勢こそ大切です。受ける企業のことは可能な限り事前に調べ、熱意とともに自分がやりたい仕事について具体的に述べましょう。
また書類作成同様に必ず自己分析を行い自分を知ってから面接に臨むとよりスムーズにアピールが出来ます。
4)なかなか内定がもらえません…。どうしてでしょうか?
自分の言葉で表現していますか?
就職活動を進めると、複数の企業から内定をもらう人と、選考の早い段階で落とされてばかりの人との二極化が起きてきます。これは、企業が求める人材像が、大手であっても中堅・中小であっても、業種を問わず、あまり変わらないことの証明だといえます。
内定をもらえる人は何が違うのでしょう?
採用担当者は多くの人を見ています。その中で内定を勝ち取るためには、採用担当者の「心を動かす」必要があるのです。よほどの演技力でもない限り、暗記した決まりゼリフを並べても見透かされてしまいます。
内定をゲットするポイント
守るべきこと ・就職活動のルール・社会人マナー | + | 自分の個性 本音で勝負 |
面接において、臨機応変に状況を 判断しながら行動・表現 |
不採用が続いてしまうようなら、自分を見失っているのかも。回り道と思っても、もう一度基本に戻って自己分析してみることが、内定への近道になります。
5)履歴書に同封する「添え状」って何ですか?
履歴書など応募書類を送るときに一番上に添える挨拶文のことです。あなたは応募先企業を訪問したとき、最初に何をしますか?まずは挨拶からですね。添え状もそれと同じ。ビジネス社会では封筒を開けたらいきなり履歴書が出てくるのはマナー違反とされています。あなたの人柄と好印象が伝わる添え状を作ることで、応募段階からビジネスマナーに慣れておきましょう。
添え状の基本知識
[ 記載内容 ]
- 発送日(履歴書と同じ日付に)
- あて先(封筒と同じあて名に)
- 発送人(履歴書と同じ現住所・氏名)
- 表題(タイトル、~についてのお願いなど)
- 内容:
頭語(拝啓)
本文(応募のきっかけ、志望動機、同封した書類、面接の依頼など)
末文(~お願い申し上げます)
結語(敬具)
ビジネス文書には決まりごとが多いため、書くのはなかなか難しいものです。困ったときは、キャリアコンサルタントにご相談ください。
6)面接で質問に詰まったら、どうすればいい?
まず、元気よく「はい!」と答えてから、落ち着いて対処しましょう。
面接で緊張しない人は、ほとんどいないと思います。ドアを開けて、面接官に自分の名前を名乗ったところで、頭が真っ白になり、今まで練習したことをすべて忘れて冷や汗が…という話はよく聞きます。
「頭の中の引き出し」を開ける
面接官から質問されて、その答えに詰まったときは、とにかく「はい!」と元気よく答えましょう。それから目線を下にし、今までやってきた「自己分析」の内容を思い起こしましょう。そこで、答えのヒントが入った「頭の中の引き出し」が開く場合もあります。
それでも答えが見つからなかったら…?
ピンチはチャンスです。臆せずチャレンジしていきましょう!!
7) 「志望動機」って、どう書けばいいの?
「志望動機」は自分を最大限にアピールする重要なもの。
流れに沿って簡潔にまとめていきましょう。履歴書の中でも志望動機は、応募先企業の採用担当者が最も興味を持って目を通す、とても重要な部分です。企業が求めている人材なのか、どんなことが期待できるかなど、採用における有力な判断要素になるからです。そのため、志望動機の文章は、仕事に対するあなたの意欲や熱意が充分伝わるものでなければなりません。
しかし、「自己PRをする」「熱意を伝える」となると力が入りすぎて、履歴書の小さな欄には収まり切らないほど、書きたいことがたくさん浮かんでくると思います。限られた文字数で、応募先企業が知りたいことと、あなたが伝えたいことを的確にまとめることがポイントです。参考として、文章の流れをひとつ紹介します。
志望動機を書くときの文章の流れ
- 自分の具体的な経験
- そこから得たこと、学んだこと
- それを応募先企業での仕事にどう活かせるか?
- なぜ応募先企業なのか?
今までうまくまとめられず悩んでいた人は、一度この流れに沿って文章を作ってみてください。相手が読みやすいことも大切です。何度も見直して、完成度を高めていきましょう。
8)面接攻略のポイントを教えてください
応募先企業が知りたい情報を整理して、効果的に伝えられるように準備しましょう。面接官は人を見るプロ。これまでたくさんの応募者に接し、さまざまなタイプの人を見てきています。そのため、何となく面接にのぞんだ応募者は直感で見分けられてしまいます。「良い人かもしれないが、採用してもすぐに辞めてしまうのでは?」と判断されがちです。そのようなイメージを与えないためには、応募先に対するあなたの熱意をきちんと伝えることが重要です。相手が知りたい情報を整理し、質問を想定して、効果的な答え方を事前に考えておきましょう。
応募先企業が知りたい情報
- なぜこの業界なのか?
- なぜこの職種なのか?
- 何に関心を持っているのか?
- 数ある会社の中でなぜ当社を選んだのか?
- 入社したら、何ができるのか?
よくある質問
- あなたの経歴をお話しください
- 応募動機をお聞かせください
- 当社に対して、どのようなイメージを持っていますか?
- 仕事をするうえでの考え方をお話しください
- この業界の現状(将来性や課題)をどう思いますか?
これで「どんな質問がきてもバッチリ!」と思って油断しないでください。面接では第一印象も大切。「笑顔」「視線」「身だしなみ」は基本中の基本です。ご家族や友人、またはキャリアコンサルタントに最終チェックをしてもらって、自信を持って面接にのぞみましょう!
9)応募先企業に好印象を与える服装って?
それは「身だしなみの整った服装」です。短時間の面接では「第一印象」が採否に大きく影響します。そして服装は、その第一印象を左右するとても大切なものです。「面接で好印象を与える服装」というのは、見る人にとって心地よい服装ということであり、それが「身だしなみ」なのです。「おしゃれをする」という意味ではありません。「身だしなみ」のキーワードは3つ。「清潔感」「機能的」「控えめ」を心がけてください。自分では意識していない細かなところも他人は気になるものですよ。
【服装から企業は“ココ”を見ている!】
- 人柄 : 信頼できる人か? 社会的な常識がある人か? など
- 品格 : 会社の顔として人前に出しても恥ずかしくないか? など
- 熱意 : うちの会社に本気で入りたいと思っているのか? など
【身だしなみのキーワード】
- 清潔感
・スーツはきちんと着こなそう! アイロンがけは丁寧に。
・ヘアケアはもちろん、爪の手入れもお忘れなく。 - 機能的
・自分の体型に合った着やすく動きやすいものを。
・靴は履き慣れたものがベター。ピンヒールは厳禁。 - 控えめ
・華美な化粧やアクセサリーはNG。持ち物にも注意。
・あくまで清楚が基本。きつすぎる香水はご法度!
10)電子メールにもマナーってあるの?
最近では、就職活動において応募先の採用担当者とメールでやりとりする場面も増えてきました。そこで、相手に失礼にならないように、基本的なメールのマナーについて確認してみましょう。
【内容】
- アドレス:
正確に入力する - 件名:
用件の趣旨を簡潔に書く - 本文:
受信者(企業名、担当者名)
自分を名乗る(学生は学校名、名前をフルネームで)
お礼やあいさつを忘れずに
用件は丁寧語で分かりやすく
署名はシンプルに
【注意すること】
- 1行あたり25~30文字を目安にし、適度に改行する。
- すべて左詰めで書く。
- 文字化けの原因になるので、半角カタカナや特殊記号は使わない。
- メールを頂いたら、届いた旨を伝えるためにも必ず返信する。
メールは顔が見えない中でのコミュニケーションです。相手に不快感を与えないように注意し、正確に用件を伝えられるようにしましょう。
11)タイプ別面接攻略ポイント
「何社受けても内定が出ない……。」そんなときこそ気持ちを切り替えて、理由を考えてみることが大切です。それが内定GET!への近道です。
【タイプA】
「希望の職種や会社が自分に合ってないかも…」
というあなた!
もう一度スタートに戻って、自己分析や適性診断、仕事や会社の研究をしてみましょう! 面接で自己PRや志望動機がきちんと答えられなかった人も、これですっきり。
→自己分析のやり方について、キャリアコンサルタントが個別にアドバイスをします。また、「就職力バランス診断」は、157の質問によってあなたの特性を分析し、あなたに適した職業探しと、より効果的な就職活動をするための総合診断です。受診ご希望の方は、ジョブカフェ石川へお越しください。
【タイプB】
「面接そのものが苦手…」
というあなた!
練習あるのみ。面接はコミュニケーションですから、相手に伝わらないと意味がありません。面接官とコミュニケーションがとれるように何度も練習しましょう。
→ジョブカフェ石川では面接の模擬練習が可能です。「採用したい」と思われるためには?面接で重視される基本的な礼儀・マナーを演習で身につけよう!
【タイプC】
「面接マナーに自信がない」
というあなた!
ポイントは「身だしなみ」「表情」「言動」「視線」。気をつけているだけで印象はずいぶん良くなります。短時間で合否が判定されてしまう面接では、第一印象も大切です。
→セミナーや、マナー・敬語にポイントを絞った模擬面接練習をすることで、基本を見直し、苦手意識を払しょくしましょう。
あなたは大丈夫? 【面接マナー・チェックポイント】
- 好感の持てる身だしなみと表情か?
- 明るい挨拶が出来ていたか?
- はっきりした話し方や口調か?
- 背筋を伸ばし相手の目を見ているか?
第三者に見てもらいアドバイスを受けると、自分では気づかなかったことが見えてきます。
個別相談やセミナーなどを通して、「あと一歩」を踏み出しましょう。