A.9 解答 B.スキャナ

IT化が進む中、紙文書の電子化で力を発揮(はっき)するのが「イメージスキャナ」。
紙文書のままだと、輸送や保管も大変だし、大切な情報を保管しておくためにも紙文書を電子化するというニーズが高まっています。
官公庁(かんこうちょう)や企業などで利用されている「業務用イメージスキャナ」で世界シェアNo.1の会社は、PFU(かほく市)。

石川ブランドのエンジニア達

一度は利用したことのある家電量販店でのポイント発行やコンビニでのチケット発券など、身近なところで見かける情報KIOSK(キオスク)端末もPFUの開発製品。

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※シェアについてのデータは、企業からの申告によるものです。

イメージスキャナ:株式会社PFU イメージビジネスグループ イメージプロダクト事業部 第一技術部 小熊(こくま) 桂(けい)輔(すけ)さん 出身校:内灘町立内灘中学校・金沢星稜高等学校

地元でも、世界で勝負しているメーカーというのが魅力でした。
私は、イメージスキャナの読み取りを行うユニットの開発に携(たずさ)わっています。従来の性能を保ちながら、どれだけ省スペース(小型)化、高速化できるかというテーマに取り組み、従来機に比べ30%小型化に成功したこともあります。
装置に組み込むレンズやミラーも全て新規に開発したというのは初めてだったので、完成したときは嬉(うれ)しかったですね。
東京秋(あき)葉原(はばら)に行った時、客のふりをして店員さんに聞くんです。「この商品どうですか?」って。「けっこう売れてますよ」という答えが返ってくると、つい顔がほころんでしまいます。

うれしい時ってどんなとき? テレビや雑誌などで開発した商品が映ったり、紹介されたとき

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